梅雨の季節、少しでも気分が上がるようにと、傘を買ってみました。
家族がビニール傘を買ってくることが多いので、傘売り場に行ってじっくり傘を選ぶことはなかったのですが、今は色々な傘があって、選ぶとき少し迷ってしまいました。
傘選びにはいくつかポイントがありますので、傘選びの参考にしてみてください。自分に合った傘を選ぶと、雨にも濡れにくくなるそうですよ。
傘の種類
まずは、傘にはどんな種類があるのか見ていきましょう。
- 折りたたみ傘
- 長傘
- 雨の日、晴れの日兼用傘
などになります。
折りたたみ傘はコンパクトにたためるので、カバンに入れて雨の備えのために持ち歩くのに最適です。雨が降っていても、傘自体が軽いので、荷物が多い時などにも使い勝手がいいですね。
長傘は、雨がすでに降っている時、雨量が多い時に使う定番の傘です。折り畳み傘に比べると大きくてしっかりしているので、体や荷物を雨や風から守ってくれます。
最近よく見るようになった雨の日、晴れの日の兼用傘。
こちらは、「雨晴兼用」と「晴雨兼用」があるのをご存知ですか?
「雨晴」は主に雨の日用の傘で、日傘としても使えるように、UV加工がされている傘です。
「晴雨」は主に日傘として使う傘に撥水加工をした日傘ですので、長時間の雨にはあまり向いていません。購入するときに、長時間の雨でも利用できるものかを確認してから購入することをお勧めします。
傘の選び方
傘には体に合ったサイズや重さがあります。体に対して小さいものを選べば雨に濡れてしまいますし、重さも片手で持ち続けられないぐらい思い傘を選んでしまうと、正しい位置で傘をキープできないので、濡れてしまいます。
身長 | 傘のサイズ |
〜150センチ | 55センチ |
150〜160センチ | 60センチ |
160〜170センチ | 65センチ |
170センチ〜 | 70センチ |
傘のサイズとは、傘の半径の長さになります。傘を選ぶ時、見た目の大きさで選んでいましたが、適切なサイズがあったんですね。
次に、重さですが、この重さに関しては、実際に傘を広げて試してみないと自分に合ったサイズが分かりません。
重すぎると、片手で正しい位置で持ち続けることができず肩に乗せてしまうので、斜めになってしまい濡れてしまいますし、軽すぎても風の影響を受けて、不安定になって濡れてしまいます。
お店で買うときは、試しに広げて持たせてもらいましょう。
今まで、柄や形が気に入ったものを何となく買っていましたが、自分に合った傘とは、大きさと重さが自分の体に合っているものなんですね。
傘のお手入れ方法
せっかく自分に合った傘を買ったのですから、この傘を大事に長く使っていきたいですよね。
ここからはお気に入りの傘を長く使っていけるように、傘のお手入れ方法をお伝えしたいと思います。
傘の使用後
傘を使ったら、日陰で干し、しっかりと乾かしてからしまいましょう。
濡れたまましまってしまうと、サビの原因になってしまいますし、防水・撥水加工が劣化してしまいます。
汚れをとる
汚れがついてしまった場合、シャワーなどで洗い流します。シャワーだけではおちない場合は、中性洗剤を含ませたスポンジで軽く傘の表面をなでるようにとってください。ゴシゴシ擦ってしまうと、撥水加工がとれてしまうので、優しくなでるようにしましょう。
汚れが取れたら、日陰で干して、しっかりと乾かします。
ドライヤーをかける
汚れをとり、しっかりと乾かしたら、傘の表面にドライヤーをかけます。
傘の撥水加工に使われているフッ素樹脂は細かいフッ素の樹脂の粒が縦に並んでいて、それが水をはじいてくれています。雨や汚れにより、このフッ素樹脂の粒が倒れてしまい、撥水の効果が下がってしまうのです。
ドライヤーの温風をあてると、その倒れたフッ素樹脂の粒が立った状態に戻ります。そうすると再び撥水効果がよみがえってくるのです。
ドライヤーをあてるときは、20センチくらい離した位置からあててください。同じ位置にずっとあて続けると、生地が痛むので、気をつけてくださいね。
ビニール傘は素材が元々水を通さないビニールで作られています。ですので、この処置は必要ありません。ドライヤーをかけるとビニールが溶けて変形する恐れがありますので、ビニール傘にはドライヤーをかけないようにしてください。
防水スプレーをかける
何と、ドライヤーをかけることで撥水機能は復活するんです。お手入れの最後に防水スプレーをかけることで、さらにしっかりと防水をしてくれるようになります。汚れからも守ってくれますので、ぜひお試しください。
防水スプレーは、雨に濡れたり、摩擦などで効果が薄れてきてしまいます。3回ぐらい使ったら、防水スプレーをかけてください。そうすると、撥水・防水効果がキープできます。
生地の近くからびしょびしょになるぐらいかけてしまうとシミになってしまいます。なので、20センチぐらい離して、さささっとかけていただければ大丈夫です。
防水スプレーは、吸い込むと体に害を及ぼします。屋外でマスクをしてからご使用くださいね。
まとめ
自分の体に合った傘を選べば、濡れにくく快適に過ごすことができます。さらに、お気に入りの傘でしたら、雨の日のお出かけも楽しくなりますね。
お気に入りの傘はしっかりケアをすれば、長く使うことができます。ぜひ傘のお手入れも忘れずにしてあげてくださいね。