梅雨入りもし、そろそろエアコンを使う季節がやってきますね。
冬も暖房で使うという方は頻繁にフィルターのお掃除など行っているかと思いますが、梅雨の季節から夏にかけてしか使わない方は、シーズンがやってくる前に、ちょっとエアコンの汚れをチェックしてみてください。
使っていない間でも、フィルターにほこりがついていたりしますので、きれいに掃除をしてから使うようにしましょう。
汚れの溜まる場所
掃除をする前に、汚れの溜まる場所を把握してからお掃除を始めると、効率よく作業をすることができるので、汚れの溜まる場所をチェックしていきましょう。
フィルター
「フィルター」とはエアコンの前面のパネルを開くと正面についているパーツです。簡単に取り外しができますので、部屋のお掃除をするついでに一緒に掃除をすれば、ほこりをためずにきれいな空気をキープすることができますね。
フィン
「フィン」とは、フィルターを外すと見えている、金属の薄い板が縦にたくさん並んでいる部分です。この部分が空気の温度を変える役割をしています。
このフィンにカビが溜まりやすいのですが、ここを通って空気が出てくるので、この部分がカビだらけだとちょっと気分が悪いですよね。ここはしっかりきれいにしておきたい部分です。
エアコンの吹き出し口
冷風や温風が出てくるエアコンの下の部分です。風向を変える羽根がついていますが、このはねにもカビがついていることがありますので、外せるタイプのエアコンをお使いの方は、取り外してきれいにしましょう。
エアコンの汚れってどんなもの?
汚れがつきやすい場所は分かりましたが、エアコンの汚れってどんなもなのでしょうか。
それは、
- 部屋のほこり
- キッチンの油汚れ
- タバコの煙
- ダニ、ダニのフンや死骸など
- ペットの毛
などです。湿度なども関係しますが、これらの汚れがカビの原因になるんです。
フィルターのほこりは簡単に掃除ができますので、まめに掃除をすることで少しでもカビが生えないようにしておきましょう。
エアコンの掃除の仕方
それでは、ここからエアコン掃除の仕方をお伝えしていきたいと思います。
準備する物
- 脚立・椅子
- 雑巾
- 掃除機
- 中性洗剤
- 歯ブラシ・綿棒など
安定して高いところの作業ができるように脚立や椅子を用意します。
足元が不安定だと転倒の恐れがあり大変危険ですので、十分気をつけてください。
あとは、いつものお掃除で使う雑巾や掃除機などがあれば大丈夫です。さらに、細かいところをきれいにするために、歯ブラシや綿棒などがあるといいと思います。
コンセントを抜きます
コンセントを入れたまま作業をすると、感電する恐れがありますので、お掃除の前には、必ずコンセントを抜いておきましょう。
外側をきれいにする
エアコン内部のお掃除をする前に、外側の汚れを拭き取っておきます。
掃除機で簡単にほこりを吸い取ってから、水拭きで汚れを拭き取ります。キッチンのそばのエアコンは油よごれでベタついている場合がありますので、キッチン用の中性洗剤を含ませた雑巾で拭き、きれいな雑巾でさらに水拭きをするとベタつきも取れて、きれいになります。
正面のカバー・吹き出し口のはねを取り外す
正面のカバーとエアコンの風の吹き出し口にある風向を変える羽根は、取り外すことができます。取り外し方は機種によって異なりますので、取扱説明書でご確認ください。
取り外したら雑巾で水拭きをします。
汚れがひどい場合は、お掃除用の中性洗剤を使ってきれいに洗ってください。その際に、細かい部分のお掃除に歯ブラシをお使いいただくと細部まできれいに汚れを落とすことができます。
フィルターの掃除をします
フィルターを外して、掃除機でほこりを吸い取ります。
その後、水洗いすると、細かい目まできれいになります。湿ったままエアコンに設置するとカビの原因になりますので、日陰で干して、しっかり乾かしてください。
フィンをきれいにする
まず、フィンについているほこりを掃除機で吸い取ります。掃除機に付属のブラシ型ヘッドを使うとさらにきれいに吸い取れますので、ぜひ使ってみてください。
カビなどがついている場合は、消毒用のアルコールなどで拭き取り、細かい部分は綿棒などを使ってみてください。その際、綿棒を無理やり奥まで入れないように気をつけてくださいね。あくまでも表面の細かい部分でお試しください。
送風で乾かす
一通りのお手入れが終わったら、しっかり乾燥させるために送風を30分ほどかけてください。
まとめ
いかがでしたか?意外と簡単にエアコンのお手入れができましたね。
これで気持ちよくエアコンを使うことができます。
フィルターはきれいにするだけで節電につながります!
エアコンを毎日使うようになってからも、こまめにお掃除してくださいね。
カビの量が多くて自分ではきれいにできない場合があります。また、もっとピカピカにしてから使いたいという方もいると思います。そんなときはプロにお願いして、しっかりエアコン内部のお掃除をしてもらってくださいね。