圧力鍋 使い方を知っていると、子育てや仕事で忙しい日でも料理のハードルがぐっと下がります。毎日続くごはん作りは「少しでも簡単に、できれば短時間で」済ませたいですよね。そこで頼れるのが圧力鍋。最初は「誤って破裂しないかな…」と不安でしたが、実は手順さえ守れば驚くほど安全かつ便利。圧力鍋 使い方の基本さえ押さえれば、いつもの煮物も“あっという間”です。
まず知る：圧力鍋の種類と特徴
ガス・IH用の圧力鍋（おもり式／スプリング式）
まず、おもり式は十分な圧がかかると「シューッ」という音とともに蒸気が出ます。ですから圧力がかかった合図が分かりやすく、初心者でも扱いやすいのが利点。ただし、やや音が大きめなのは留意点です。
一方でスプリング式は、フタのピンが上がることで圧力状態を目視できます。つまり静かで落ち着いて火力調整ができるタイプ。どちらにせよ、圧力鍋 使い方の理解が快適さを左右します。
電気圧力鍋
次に、火を使わない電気圧力鍋。材料と調味料を入れてボタンを押すだけで、別の家事をしている間に煮込みが完成。特に小さなお子さまのいるご家庭では大活躍します。実際、私も肉じゃがなどの定番煮物は電気にお任せ。短時間でも味がしっかり染みて、仕上がりに満足しています。
圧力鍋 使い方：基本手順をステップで
- 取扱説明書を確認：まず容量・最大水位・加圧方法をチェック。ここを省くと失敗の元です。
- 材料を入れる：圧で熱を通すため、具材はやや大きめでもOK。下処理はいつも通りで大丈夫です。
- 加圧まで中強火→合図で弱火：おもりの作動音やピン上昇を合図に火力を落とし、レシピの加圧時間をキープ。
- 自然放置で減圧：時間になったら火を止め、圧が下がるまで待機。ここは焦らず安全第一で。
- フタを開けて仕上げ：さらに煮詰めたいときはフタを開けて水分調整。ここで味を決めます。
このように圧力鍋 使い方はシンプル。ただし、合図・火力・時間の3点を守ることが成功の鍵です。
要注意：安全のためのNG食材とコツ
とはいえ、圧力鍋は便利な反面、誤使用はトラブルの原因にも。蒸気ノズルの詰まりに直結する食材や使い方は避けましょう。
| お豆類 | 豆の皮が剥がれて、ノズルに詰まる恐れがあります。少量なら調理できますので、決められた量を守ってください。 |
| 練り物 | 水分を含んで膨張してしまいます。先に別に煮込んでから量を守っていれてください。 |
| 麺類 | 茹でていると、泡立ってきて吹きこぼれてしまいます。そのため、ノズルが詰まってしまうんです。圧力鍋で麺を茹でるのはとても危険なのでやめましょう。 |
| 皮膜のある肉類 | 牛タンのように、皮のある肉類は、茹でている間に皮が剥がれてしまいます。剥がれた皮がノズルを塞ぐ恐れがあります。ですので、圧力鍋で調理をするのはやめましょう。 |
| カレーやシチューなどのとろみの出るルー | カレーやシチューを作るときは、具材と決められた量の水分を入れて先に調理してください。圧力が下がったら、蓋を開けて、最後にルーを入れて完成させてください。 |
| 多量の油やお酒、重曹 | 油やお酒は入れられる量が決まっています。料理に使う場合は、しっかり量を守って調理してください。重曹など入れると膨らんだりするものもノズルを詰まらせる原因になりますので、使わないようにしましょう。 |
なお、ゴムパッキンの劣化や目詰まりも事故の原因。圧力鍋 使い方と同じくらい、消耗品の定期交換が重要です。
さらに時短：活用アイデアと段取り術
- 下味冷凍→圧力鍋：朝のうちに冷蔵庫へ移動。帰宅後すぐ加圧でメイン完成。
- 大きめカット：崩れにくく食べ応えUP。加圧で中心まで火が通ります。
- 電気圧力鍋で“ながら家事”：スイッチ後は放置できるので、他の作業と並行可能。
このように段取りを整えると、圧力鍋 使い方がより実生活にフィットします。
まとめ：圧力鍋で毎日の料理をラクに
結論、圧力鍋 使い方のコツは「合図に従う・詰まりを起こさない・安全に減圧」の3点。慣れてしまえば、煮物や蒸し野菜、ふかし芋まで驚くほど手早く完成します。「火加減が不安…」という方は、まず電気圧力鍋から試すのも賢い選択です。レシピ通りに入れてボタンを押すだけで、おいしい一品ができあがりますよ。
